2011年9月7日水曜日

Baseball Trip Day 5 @ Wichita, Kansas(Lawrence-Dumont Stadium)

元々WichitaではなくColorado Springsを訪れる予定であったが、現地のホテルから球場への手段があまりにも限られてるので、ダウンタウンからの球場へのアクセスが良く、予定日に試合のあるWichitaを選んだ。
ここはAmerican Associationと言う独立リーグに属しているWichita Wingnutsと言うチームがLawrence-Dount Stadiumに本拠地を置く。この独立リーグは今年からリーグが一新して始まった独立リーグであり、昨年吉田えり選手がプレーしたGolden Baseball Leagueも吸収したリーグである。



実際にWingnutsの球場に足を運んでみたが、アクセスが非常に良くダウンタウンと川を挟んで反対側に位置し、センター後方にダウンタウンを眺める事ができる。元々、ロイヤルズの2Aチームが本拠地にしていただけあって球場のハード設備は非常に充実していた。

例えば、電光掲示板の大きさも独立リーグのチームにしては非常に大きく、外野後方にはNBCミュージアムなるモニュメントが沢山立ち並んでいた。その他にも、大きな仕切りで囲われたチルドレンズプレイエリアやピックニックエリア、バスケットボールコートがあるBBQエリアと独立リーグチームの球場にしては上出来だ!!



ただ詳しく調べて見ると、NBC(全米アマチュア野球最高峰のリーグ、National Baseball Congress)の決勝トーナメントが行われるスタジアムらしく、毎年7月の終わりから2週間掛けて全米各地のサマーリーグで優勝したチームが熱戦を繰り広げるらしい。このNBCは過去に沢山のメジャーリーガーを排出しており、バリーボンズ選手もその一人なのである。またこのNBCのトーナメントの集客数はWingnutsの集客数を遥かに上回ると言う話を地元の人にも聞く事ができた。


さて球場に話を戻すのだが、ハードは非常に良いものを持っていたのだがコンセッションがあまり綺麗でなく種類もそこまで豊富ではなかった。またチームストアもそこまで品揃えが良い訳ではなく、また強烈な臭いがした。一つ工夫されていると思った点は、古い球場の割にはバリアフリー化が進んでいて、ほぼどのセクションや席へも車いすでいく事が可能であると言う点だ。これは恐らくNBCトーナメントの為に色々と改築されたのだろう。
またフィールド場はマウンドを除くエリアが全て人工芝で作られている事に驚いた。ホームプレートもバッターボックスも全て人工芝なのである。


球場のハードの面の印象が非常に良かっただけに、ソフトを強化して行けば2Aクラスを再び呼べるだけの施設、スポンサーは揃っていると思った。
総合的なB+と言った所だろうか・・・
コロラドロッキーズかカンザスシティロイヤルズの2AをWichitaに連れて来てもらいたいものだ。

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