2011年9月18日日曜日

Baseball Trip Day 15 @ Baltimore (Orioles Park at Candem Yard)

このCandem YardはCal Ripken Jr.がプレーしていたオリオールズとあって結構有名でTVで見る機会も多かった。なのでかなり楽しみにして観に行ったのが、正直球場全てを見る時間をあまり取れなかったのが残念な部分だ。この日ホステルで下調べをしている時に仲良くなったドイツ人のRobinがBaseballを見た事がないと言うことで一緒に行く事にしたのだが、結局のところこのRobinとずーっと一緒にいることになり、あまり球場を回る事ができず写真もそこまで沢山取る事ができなかった。ただ、友達として仲良くなれたことはプライスレスなので、50/50ということにしておこう。




まず球場へのアクセスだがダウンタウンの南に位置したこの球場はダウンタウンからの徒歩圏内に立地しており、そしてバスや路面電車でのアクセスもばっちりだ。球場の両側に駅が二つあり、違った路線が乗り合わせている。また球場周辺に大型の駐車場も完備されているので郊外からの観戦も問題ない。そして、一番凄いのがハーバーにも近いので船を持っている人は船で球場に来る事ができることだ。実際に、前列に座っていたアメリカ人(娘3人と父1人)の友達が今日は船で球場にきたといっていた。何かスケールが違うよね・・・とも思った。


球場内のコンコースは非常にゆったりと広く取られている、ただ今までの球場と違う点はメジャーで主流となっているコンコースからフィールドを眺める事ができないこと。この球場は20数年が建つらしく、その当時は現在のようなスタンダードがまだ確率されていなかったのが伺えるのだ。それでも座席のタイプやアングルは充実しており、各シートから違ったビューを楽しむ事ができる。



コンコースのフードバラエティは少なくあまり充実していない。オーソドックスなフードのみといったところだろうか!!地元の人にご当地料理を聞いたところ、カニが有名とのことなのでカニを使ったフードをコンセッションに置いても良いのではないかと思った。




ライト後方にはレンガ作りのオフィスビルディングが建っており、そこの一階部分にバーやチームストアが入っている。このビルは存在感が大きく、今でも覚えているのがリプケンが記録を達成した試合でビルから彼の試合数を記した数字の大弾幕が垂れ下がったことだ。とにかくこのビルがこの球場を象徴する部分といって良いだろう。そして球場のメイン入り口部分にも数々の名プレイヤーをモチーフとした銅像等が建っており、この名プレーヤー達がファンを迎え入れてくれる形となっている。



他球場と少し違った部分でこの球場は喫煙コーナーが球場内に設置されているということ。センター後方に柵で囲われた部分が砂利となっており、そこにピクニックテーブルと喫煙コーナーが設置されている。州によって法律が違うアメリカだけにここは恐らく球場内など施設内で喫煙施設を併設して良い形になっているのだろう。

またキッズコーナーはライト側入り口部分に併設されているのだが、インドアではなくアウトドアとなる為、雨の場合はほぼキッズが遊べない形となっている。





と以上がCandem Yardの感想となるのだが、総合的に評価するとB-といったところだろうか・・・。球場自体は非常に綺麗なのだが、やはりビジネス的な側面からも合わせてみるとターゲットを意識した作りなどがあまり見られず、ただ野球を提供する球場としか見えなかった。スター選手がいて強い時代は良かっただろうが、それが終わった後にお客さんを取り戻す方法を考え、マーケティングを実践していく必要性があるだろう。



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