My way: Baseball Trip Day 11 @ Chicago( US Cellular Field )

まず単刀直入にこの球場は今まで訪れた球場の中で一番最悪であった。まず金曜日のゲームにいく事にしたのだが、ボックスオフィスで一番安いチケットを頼むと２２ドル。他の球場が大体平均１２ドルくらいなので、この球場はかなりの割高になる。もちろん、人気や毎試合４万人を超えるとかなら分かるけれど、球場の半分くらいしか埋まらない球場でこの値段は何だ！！と思わせるものだ。後にスケジュールをよーく見ていると、いくつかのピックアップされているゲームの一つでそのゲームはチケットが通常よりも若干高めとなるようだ。で、たまたま観戦がその日に当たってしまったと言うことらしい。それにしても上記で書いたように、満員御礼が続くように人気のあるPhillies,Yankees,Giantsなどが、イベントや対戦相手チームに分けて値段を変えるならまだ考えられるが、全く人気のないWhite Soxがこれをやっているのが、少し納得いかなかった。

そして、この球場が最悪と思わせる出来事はこれだけにとどまらなかった。買ったチケットが５階席の一番安いシートだったのだが、５階席のチケットは５階席のみしか行けないと言う。またもや変なシステム。メジャーリーグの球場を回っている中で、気づいたメジャー球場の醍醐味の一つが安いチケットでも立ち見であれば何処のシートにも行けると言うもの。だが、このUS Cellularは５階席のアクセスのみと言うのだ・・・。買う時にチケットの人が何にもいってくれなかった。それに付いても少し腹が立ったし、この客の差別化があまり好きではないシステムだと思った。

結局の所、サービスブースで球場に来ている理由を話、何度となく話し込んでメインコンコースへ行く切符を手にする事ができたが（これに関しては本当に感謝）、それしてもチケット購入前にこういうことはいって欲しいもんだよね。もし、交渉せずにチケットをアップグレードしていたのであれば、一枚４２ドルの席が１階席で一番安い席となるそうだ。球場を見る為に４２ドルはかなり値がつく。そして後々気づくのだが、４２ドルも払って１階に行く価値はないと言うこと。大した工夫も何もない球場である。しいて挙げるのであれば、フランクトーマスの銅像がレフト後方に飾られているのと、旧コミスキーパーク時代のシャワー等がこれまたレフト後方のコンコースエリアに飾られているくらいだ。

コンセッションについては、１階と５階で種類と値段が異なりこれも一種のマーケティングなのだろうが、この差別化はあまりいただけないと思った。そんなコンセッションの中でも一際人気があったのが、ナチョグランデというナチョスで、お土産にできるヘルメットとにナチョスのスーパートッピングしてあるものがもられるのだ。とにかく人気があるようで、多くの人が列をなして購入しようとしていた。

グッズショップに関しては、メインとなるお店がそこまで大きなスペースを有しておらず、種類も他球団に比べると少なめと言った感じであった。ただ、White Soxはマイナーに似たマーケティングやイベントを行っており、当日はHalfway to St.Patric Dayという形で選手が緑色のユニフォームでプレーし、スタッフのおなじみの緑の格好でお客さんを迎えていた。この緑色のユニフォームが結構ファンに受けており、購入している人や既に着用している人を多く見る事ができた。こういったマーケティングはグッズ収入を伸ばす一つの戦略なのであろう。

そして最後に球場へのアクセスとなるが、Red Lineという電車でダウンタウンより１５分程南へ行った所でSox and 35thと言う駅で下車すれば目の前に球場を見る事ができる。その他にもバスも数多く出ているので、アクセスに関しては非常に便利である。また訪れる前までは非常に危険な地域に立地していると聞いていたのだが、スタッフの人達に聞いてみた所そこまで危ない地域ではないということ。どういった風の吹き回しで危険な地域と言う話が出て来たのか分からないというくらいなので、元々そこまで危ない地域ではなかったのだろう。

なので安心して電車で観戦に来てもらいたい。ただ球場より西側のHalsted Streetというとこより奥（西側）へはあまり行かない方が良いかもしれないと言われた。特に危ない事はないらしいが治安が悪くなるのであれば、その通り以降とのことだ。そこだけは気をつけてもらいたい。