2011年8月20日土曜日

気持ちの余裕と自信

ここ2、3ヶ月で自分自身に余裕と自信が出て来た。年齢の性なのか経験の性なのか、はたまたダメダメな後輩のおかげなのか・・・とにかく、自分に余裕ができた事は非常に良い事だし、これからの人生を歩んで行く中でもとても大切なものだと思う。

日本にいた時の自分は年齢とキャリア、あとは自分の周りを取り囲んでいる人達の近況から自分の現在像や未来像を描いて、自分自身にプレッシャーを掛けていたし、その描いている自分像に追いつく為に必死になっていた気がする。
しかし、こっちに来て経験と色々な人達の意見(特にダメダメな後輩 笑)を通して自分自身をもう一度見直せるチャンスができたし、本当の自分像が見えて来た気がする。
そうするとなぜか心に余裕ができるのと共に自信がわいてくるようになった。これは自分の描く自分像になる為に必死にならなくなった訳ではないのだ・・・

言葉で言い表すのは難しいのだが、何か自分の気持ち次第でどんな場所からでもどんな状況からでも人生を楽しくできる自信が湧いてくるのだ。

これから日本へ帰って1ヶ月間は東北地方へ長期のボランティアをしに行こうと考えている。仕事もろくにしないで・・・と周りからは思われるかもしれない。
ただ、仕事をしないのではなく今自分に必要なことが仕事ではなくて東北のみんなを助ける事、彼らのために何かをする事が次の自分のステップへの一歩なのだと気づいた気がするのだ。募金や自分でイベントを行い、その場で日本へのサポートを呼びかけたこともあるが、何か自分ではやり遂げられてない気がするし、本当に彼らの為を考えているならば自分の事よりも彼らの為を優先することが今の自分を成長させる事なのだと気づいた。

もちろん自分を取り巻く環境で東北のみんなを助けたくても、それが出来ない人もいる。そう言う人達を否定するつもりはないし、自分達のできる範囲でやることこそ、その人達のためであると思っている。だからこそ、今この時に東北に行き、東北のみんなの為そして自分自信のステップの為にも尽力したいと思っている。

そして、その後は広島と長崎を訪れ、日本人として世界に伝えられる事、伝えなければ行けない事のヒントを得に行ければと思っている。海外に住んでいる中で、広島と長崎の話は何千、何万と訪ねられた事がある。しかしそこでしっかりとして情報を応えられない自分がいたのが非常に情けなく思ったし、世界唯一の被爆国として発信しなければ行けない立場の国民が何も言えないことに怒りを覚えた。
これも自分のステップアップの一つだと思って、とりあえず行動に移し何かを見つけて来たいと思う。

ここから約2ヶ月は自分自身と人生を大きく変える旅と経験を短い期間に凝縮して味わえる。そして感じられる、それを喜びとして楽しんで、時には苦しんで過ごして行きたい。

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